前期試験

高校ではとっくに夏休みに入り、色々なところで部活動の夏の大会が行われています。一方、専門学校や大学は、今まさに試験期間中、というところがたくさんあります。
京都ほせんも、前期試験真っ最中。ただ、保育科と介護福祉科ではカリキュラムが違うので、試験日程も違うのです。今日、7月30日は介護福祉科の試験最終日でした。保育科は今日が初日で、8月4日まで続きます。


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ソーシャルネットワーキングサービスであるmixiにはたくさんの京都ほせんの学生がいて、彼らの日記を見ることもできるのですが(学生たちが、僕をマイミク登録していてくれるのです)、この週末はかなり本気で勉強していた人もいるようです(って、学生なんだからあたりまえなんですが…)。

試験が終わると夏休み。この夏休みを利用して、ボランティアや施設でのアルバイトをする人もがくさんいます。当然、遊ぶためにも、大事な夏休みですけどね(^^

きゅうり

京都ほせんのガレージの横に、少しだけ木や花が植わっているスペースがあります。これまでも、保育科の学生が中心になっていろいろな花を植えたりしてくれていたのですが、今年はちょっと変わったものが生えています。
保育科の先生方が植えたきゅうりとトマトの苗がすくすくと育って、実をつけ始めました。

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実が大きくなりかけてきたのですが、時々見てみると、なにやらかじられたような跡があります。どうやら、カラスかイタチか何かが、こっそり食べに来ているようです。

自然界ではいろんな出来事が起こりますが、何とか立派な実をつけてほしいな、と思います。

西京保育士会

京都ほせんの住所は「京都府京都市西京区樫原百々ヶ池3」です。ときどき「サイキョウク」と読む方がおられますが、「ニシキョウク・カタギハラ・ドドガイケ」と読みます。地図では京都市の左下にあります。
その西京区にある保育所で働く保育士さんたちで構成されているのが「西京保育士会」です。西京保育士会の集まりが、京都保専で行われました。定期的に集まって学習会を実施されているのですが、今回は某大学で造形を専門に教えておられる先生をお招きして、実際に制作をする勉強会でした。

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当然、京都ほせんの卒業生もたくさん参加してくれていました。会場となった保育演習室は、卒業生にとってはいろんな学習をした思い出の場所。現場に出てからも、さらに色々なことを学ぼうとする姿は、ある意味とても美しいです。
これからも京都ほせんは、保育・介護の道を目指す人だけでなく、現場で活躍する人たちも応援していきますよ(^^)b

ブラスバンド

2007年から、京都ほせんに新しく発足したクラブがあります。その名も「ブラスジャズバンド部」!音楽的に考えると、ちょっと中途半端なクラブ名かもしれませんが…(--;
京都ほせんは、なぜか高校時代に吹奏楽部だった人の割合が多いようで。そんな吹奏楽経験者たちが中心になって始まった「ブラスバンド(仮)」だったのですが、だんだんメンバーが増え、初心者も仲間に巻き込みつつ、気がつけば10名を超えていました。せっかく集まったんだから、お披露目のコンサートをしようということで、今日、本番の日を迎えたわけです。

楽器を始めてまだ2ヶ月ほどのメンバーもいますから、まだまだ音楽的には完成度は低いです。用意した曲も「オブラディオブラダ」や「風になりたい」といったポップスナンバー。でも吹奏楽はどちらかというとクラシックっぽい演奏をすることが多いですから、メンバーの吹き方も、ちょっともっさり感が抜けきっていません。前日の練習で、すでにがちがちに緊張しているメンバーたち。

本番は、昼休みのチャペルでの演奏。クラスの友達らでいっぱいになっていました。100人くらい来てくれていたかも知れません。みんながちがちに緊張し続けて、いつもの力を出し切れなかったようですが、それでも大きな拍手をもらって、とても楽しそうでした。

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せっかくの「京都ほせんのバンド」ですから、保育所や施設のイベントで演奏させてもらえるようになればいいなぁ、と思います。

募金活動

7月16日、新潟県を中心とする地域で大きな地震がありました。今回は原子力発電所のもろさに注目が集まっていますが、なくなられた方や怪我をされた方が沢山おられます。被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

京都ほせんでも、早速ボランティアクラブが動いてくれています。これまでにも、いろいろなボランティア活動をしてくれているのですが、今回は募金活動を始めていて、食堂に募金箱が設置されています。
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小さな学校ですから、金額的にはあまり集まらないかもしれません。でも、今後福祉の現場で、色々な人に支えながら活動していくことを考えるきっかけになれば、とても大きな意味があると思います。

なお、インターネットからの募金もいくつか立ち上がっています。
大きなところではYahoo!ボランティア新潟県中越沖地震 義援金のページがあります。



Nobody's Perfect

京都ほせんでは、保育士や介護福祉士を目指す学生がたくさんいるのは当然なのですが、そのほかにもいろんな活動をしています。そのひとつとして、地域の方々に対する子育て支援事業があります。
「事業」というと大げさになってしまうのですが、要は地域で子育てをされている方々を対象とした子育て講座。子育てについての悩みを解決していただくだけでなく、この講座を通じて、地域の方の交流を提供するという意味もあるのです。

現在、申込受付中のこの講座は、Nobody's Perfectというプログラムに基づいています。これはカナダで生まれた、親を支援するプログラムで、次の4点を基本としています。


  • 親は自分の子どもを愛し、よい親になりたいと願っている。また、子どもが健康で幸福であってほしいと願っている。

  • はじめから一人前の親などいない。親は誰でも情報とサポートを必要としている。たがいにサポートしあうグループの一員となることで、参加者は自分の長所に気づいたり、自分に何が必要かを理解することができる。

  • 親のニーズを満たすことは、その親が子どもの要求しているものを満たせるようになるための大きなステップとなる。

  • どの親も実際的でお金のかからない前向きな考え方や方法を求めている。

この中の、「はじめから一人前の親などいない。」というのが、「Nobody's Perfect」という名前になっているのですね。

このプログラム、子育てをしている方だけではなく、京都ほせん専修科の学生も関わらせていただく予定です。実際に子育てをしている方々から生の声を聞けるのは、とても貴重な体験になるはずです。

洛西愛育園・お泊り会

京都ほせんのすぐとなりには、同じ法人施設の洛西愛育園があります。洛西愛育園は知的障がい児通園施設で、発達に制約をもつ2歳以上就学前の幼児が通ってきています。7月6日〜7日、愛育園の年長クラスのお泊り会があり、京都ほせんの保育科2回生が出し物の披露をしました。

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数日前から準備をしてきた3人が、歌、手遊び、エプロンシアターにパネルシアターと、日ごろの成果をフルに出し切っての約30分。学生たちも始まる前は緊張した様子でしたが、いざ始まると大きな声で歌い、突然近づいてくる子どもにもきちんと対応し、楽しんで発表できていたようです。
最後には、愛育園の子どもたちから手紙のプレゼントをもらい、とてもうれしそうでした。お返しにパネルシアターで使った動物たちをプレゼント。子どもたちも喜んで帰っていきました。

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たなばた

7月7日はたなばた。吹奏楽の人にとっては、たなばたというのはちょっと別の意味を持つことがあるのですが…(^^;
京都ほせんの裏には竹林があります。7月になると、学生たちがそこから竹を切り出してきて笹飾りを作るのが毎年恒例になっています。

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ご承知のとおり、京都ほせんはキリスト教系の学校です。もしかして、たなばたって仏教系イベントでは…?とおもって、Wikipediaで調べてみると、


日本古来の豊作を祖霊に祈る祭(現在のお盆)に中国から伝来した女性が針仕事の上達を願う乞巧奠(きこうでん)などが習合したものと考えられている。もともと盆行事の一部が独立した行事として、行われるようになったと言われている。笹は精霊(祖先の霊)が宿る依代が起源だと考えられている。
(中略)
本来、宮中行事であったが、織姫が織物などの女子の手習い事などに長けていたため、江戸時代に手習い事の願掛けとして一般庶民にも広がった。

宮中行事ということであれば神事ということになるのかもしれませんが、「手習いの願掛け」であれば、保育士・介護福祉士を目指す京都ほせんの学生にとってはストライクですね。写真のような短冊を見ると、「あぁ、京都ほせんやなぁ」と思います。


この時期には、卒業生からも「竹ください!」という電話がかかってきます。そういえば、近くの施設から、「流しそうめんするから、そのうち竹をもらいに行きます」っていう電話もかかってたっけ…。そろそろ竹がなくなるんじゃないかな…(汗)

先輩の話を聞く

京都ほせんでは、1回生の9月から「就職ガイダンス」を実施しています。京都ほせんで過ごす2年間は、長いようですがあっという間。少しでも早く就職ということを意識してもらうためです。
今日は、保育科2回生を対象として、「先輩の話を聞く」と題して、現場で働く卒業生をお招きして、保育士としての生の声を聞かせていただきました。
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来ていただいたのは、保育所勤務の北村美紀さん、児童養護施設勤務の山末望さん、知的障害者施設勤務の西川由佳さんの3人。3年前の卒業生で、西川さんは遠く鳥取から来てくださいました。たった3年ですが、保育の現場で経験をつむと、皆さんとてもしっかりした印象になっています。それぞれの現場で日々接する人たちの様子や楽しいこと、うれしいこと、大変なことなどを語っていただきました。また、就職にむけて学生たちが不安に思っていたりすることに対してもアドバイスもしていただき、みんなメモを取りながら、一生懸命聴いていました。
この「先輩の話を聞く」は毎年恒例となっています。今日、話を聞かせてもらった京都ほせんの学生も、3年後には先輩として話をしに来てくれるんですねぇ…。
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