ひまわりサービス

時々、「一人暮らしの高齢者がなくなっているのが見つかった。」とか、「生活保護家庭でミイラ化した遺体発見」といった悲しいニュースが報道されます。日本では年々近所づきあいが減っていきますし、過疎化と同時に高齢化が進む集落も少なくありません。

最近は、高齢世帯に宅配をしたり安否確認や世話をするコンビニなども始まっているようですが、コンビニがない村ではそれも困難…。そんな中、日本全国津々浦々サービスが行き届いているのが郵便局でしょう。郵便局はなくても、切手さえ貼れば日本中どこへでも郵便物が届きます。そんな郵便局が独居高齢者と触れ合うのが「ひまわりサービス」。残念ながら、このサービスを取り入れていない郵便局が多いようなで、京都では南丹市美山郵便局だけが実施しています。玄関先に黄色いひまわりのカードが掲示されていると、配達員が声をかける仕組み。

まもなく郵政民営化となります。国鉄がJRになって赤字ローカル線がたくさん廃止されました。同じようなことが郵便でも起こらないかという不安の声が上がっているようです。こういった、儲けにならない福祉活動は、絶対になくなることがないように祈るばかりです。

参考:独居高齢者へのサービス 民営化後もサポート
南丹・美山郵便局
(京都新聞)

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