2009年度 第02回チャペルアワー
●社会福祉法人 白川学園 副園長 井上孟先生
●テーマ:「死者の中から復活された」
●おはなし
市に対する絶望への答を福祉が求められており、これを避けることは出来ない。答やその先にある希望について聖書を用いてお話がありました。
●社会福祉法人 白川学園 副園長 井上孟先生
●テーマ:「死者の中から復活された」
●おはなし
市に対する絶望への答を福祉が求められており、これを避けることは出来ない。答やその先にある希望について聖書を用いてお話がありました。
●社会福祉法人 京都基督教福祉会 理事長 岡山孝太郎先生
●テーマ:「自立と共生の道 −迷いでた羊−
●おはなし
「福祉」」とは専門的知識・技術だけを指すのだろうか。それも必要だと思われるが、「絆」の大切さ、また「感性(人間としての品格・風格)」をも指しているように思われる。相手が何を辛く思っているのか。それを自分の事として理解しようとする姿勢が必要ではないか。「感性」は一人で築き上げられるものではない。人との繋がりのなかで築き上げられ、一人ひとりの命が輝く。
昨年度まで、本学院の学院長であった岡山先生が久しぶりに京都ほせんにきてくださいました。岡山先生は過去に幼稚園の園長先生をされていたこともあり、当時のご経験なども交えてのお話でした。以前と変わらぬ「アツい」お話を聞くことができました。
今日4月2日は、京都ほせんの入学式。朝10時からの開始ですが、早い人は8時過ぎにはすでに来てくれていました。
京都ほせんは保育科と介護福祉科にくわえて、保育士資格を既に持っている人を対象とした「保育福祉専修科」があります。今年はこの専修科に、保育科を卒業したばかりの人が沢山進学してくれました。
専修科の入学生は、これまで2年間保育科の学生として生活してきたわけですから、校舎や教職員にもすっかり慣れています。一方保育科・介護福祉科の入学生は、とても緊張した様子でした。1ヶ月もすれば、すっかり慣れてくれると思いますが(^^
満開の桜が入学式会場のチャペルの窓から見えていたのですが、遠くに見える比良山は前日に降った雪景色。なんとも複雑な気候の入学式でした。
2009年度が始まりました。今年度の京都ほせんは一つの大きな転機を迎えました。
それは、学院長の交代です。中学や高校でいうところの、校長先生がかわったわけです。
岡山孝太郎・前学院長は、9年前に京都ほせんにきました。もともとクリスチャンで、京都ほせんでもいろんな場面での礼拝をもってくれました。定年のために、2008年度いっぱいで退職となりました。今後は京都基督教福祉会の理事長として、京都ほせんに関わってもらいます。
新学院長は、これまでも京都ほせんの介護福祉科の教員をしていました。もともと介護現場出身ということもあり、学生たちにも本当に介護現場で役に立つ授業を心がけています。
50年以上の歴史を持つ京都ほせんですが、昔から変わらないこともあれば、新しく変わっていくこともあります。これからも、福祉=対人援助で本当に大事なことはなになのかを、きちんと学生たちに伝えていきたいと思います。