京都の商業地
先週に突然飛び込んできた「河原町阪急、今秋閉店へ
34年の歴史に幕」というニュースは驚きましたね。不景気で、どこのどんな店も売上を下げているのは事実ですが、阪急は阪神とのグループ化を受けて攻めの姿勢だと思っていました。
さらにはビブレまで閉店のニュースは、京都の商業地が、JR京都駅周辺にかわってきたことを痛感させます。
河原町(と言った場合は、三条から四条の間をさすことが多いですが)は京都の中でも一番にぎやかなところだと信じていたのですが、最近はそうでもないようです。
1997年にJR京都駅のリニューアルと同時にジェイアール京都伊勢丹がオープンしました。そのあおりで京都駅前の近鉄が閉まってしまいましたが、駅の南側のアバンティはヤング路線で生き延びていますし、今年の春にはVINOWA(ヴィノワ)という大規模なショッピングセンターがオープンします。
小学生の頃に、時々母親に連れられて河原町の阪急や高島屋をうろうろして、帰りに四条通のリプトンでクレープを食べるのが定番コースでした(当時のクレープは、歩きながら食べるものではなかったですよ)。中学生の時には、三条の十字屋で楽器を見て、ちょっとビビりおながら京極を歩いて、高島屋にあったナショナル(現パナソニック)ショウルームで遊んで帰る、というコース。高校生くらいになると、ビブレで服を買ったり、寺町で高級オーディオを眺めたり、なんてこともしてました。
…と、ついつい思い出話ばかりになっていますが…(笑)。
河原町周辺って、規模の大きなショッピングビルもあるけど、小さく個性的な店もあったりで、「楽しく買い物をする」という感じが大好きなんですが…これから先はカラオケとゲーセンとファストフードばかりが目立つ街になりそうな感じがして残念です。