形態別介護技術
今朝、ふだん授業時間中は静かな事務室の周辺で、なにやらざわざわと人がたくさんいる気配・・・。何かなぁと見てみますと、介護福祉科2回生の「形態別介護技術」の授業でした。
2人1組で、片方の学生さんは何やら器具をつけておりますが・・・
これは障がいをお持ちの高齢者の状態を想定して身に着けています。
水中めがねのようなもので白内障、手足の器具で半身麻痺、写真ではわかりにくいですが耳栓で難聴の状態を作り出しています。
パッと見るとサポートしている側の学生さんの練習・・・に、見えるかもしれませんが、じつは器具をつけている側の学生さんにも、とても大切な体験なんです。介護を受ける人の気持ちを体感し、相手の立場を感じ、考えることで高齢者や障がい者の心情に深く共感し、配慮できるようになることを学習目標とする本学院の介護福祉科。その“らしさ”があらわれていた、今朝の授業風景でした。
広報担当 K.Yudo