夏の終わりに
今年の夏は史上稀にみる猛暑でしたが、みなさんは無事夏を過ごせましたか?本学院は9月からの後期授業に向けて教職員は忙しくなってきました。私も夏休みをいただきましたので、夏休みのご報告をさせて頂きます。
毎年夏休みの恒例はカブト、クワガタ採集です。私は学院に兵庫県尼崎市から通っていますが、兵庫県川西市、大阪府能勢町、京都府亀岡市と連なる山間部はカブト、クワガタの宝庫です。川西、能勢はオオクワガタの産地としても有名です。
この膨大なエリアの山地を毎年、子どもと、場合によってはひとりで昼夜歩き回ってカブト、クワガタを採集していますが、ここ5年ぐらいは卒業生で亀岡在住の男性保育士さんと亀岡で採集するのが恒例となっています。毎回たくさん取れますが、全部持ち帰っても飼育が大変なので数匹選んで連れて帰り、小学生の次男と世話をします。写真は今年連れて帰ったカブトとミヤマ。
幼児から小学生ぐらいまでは男の子は虫が大好きです。特にカブト、クワガタは大人気ですので、保育士さんや幼稚園の先生なら自分で捕まえて園に持って行けば子どもたちも大喜びですよ。時代と共にカブト、クワガタの採集をする子どもは減っています。その親の世代がそういうあそびをしてないか、教えないからです。
自然に触れなければ、草木や虫、動物に触れないので自然を余計に敬遠しそれらへの免疫がなくなります。自然がない都会では、アウトドア活動で子どもたちを自然に触れる体験をさせることでそれらの名前を覚えたり、虫やカエル、小魚などの飼育を通して生命の大事さを学ぶのです。
保育科教員 花岡