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Child Care Department保育科

だから 大きく成長できる! 実践力が身につくほせんの実習プログラム

保育士が働く職場は保育所だけではありません。
資格を活かして活躍できる多彩な施設で実習できるのが「京都ほせん」ならではの魅力です。

幅広い実習先を経験してステップアップ!

実践プログラム1
1回生後期
保育・福祉の多彩な現場を体験
通所施設実習
〈実習施設〉●児童館 ●障がい児通園施設 ●障がい者通所施設 など

地域や利用者に寄り添う社会福祉活動を行う施設でも活かせる保育士資格

保育所の他に社会福祉活動が行われる施設でも活かせる保育士資格。児童館、児童発達支援センター、障がい児施設など、利用者が通所する施設で保育士(専門職)としての態度を養うのが通所施設実習です。その施設の目的・特徴・役割を考え、地域や利用者に寄り添いながら関わりを工夫する、職員の業務を理解し連携の仕方を把握するなど、社会福祉活動における保育士の役割を学びます。

笑顔で話しかけている他の実習生を見習い
利用者さんと良い関係を築けるように努力

実習先は障がい者施設で、京都ほせんの同級生2名も一緒に配属されたのですが、同期が笑顔で元気に利用者さんに話しかけている姿にとても刺激を受けて、私も見習うように。おかげで2週間しかない実習でよりよいコミュニケーションがとれるようになりました。また、実習前の授業で先生が現場にいらっしゃった時に実体験をお話してくださったことが、実習中とても参考になりました。さまざまな方と接した経験を活かして、一人ひとりの心に寄り添える保育者になりたいと思います。

実習先 / 障がい者施設
南川 なずなさん 2回生 (大谷高等学校(京都府)出身)
実践プログラム2
2回生前期
子どもたちが暮らす施設で宿泊も体験
生活施設実習
〈実習施設〉●乳児院 ●児童養護施設 ●障がい児施設 ●障がい者施設 ●母子生活支援施設 ●児童心理治療施設 など

生活、生命を支える福祉施設で子どもたち、利用者とともに24時間、2週間をともに過ごす

施設で宿泊しながら、早出、遅出、宿直等の変則的勤務を経験する生活施設実習。その配属は、乳幼児の生命を支える『乳児院』、子どもたちの親代わりとして向き合う『児童養護施設』、作業や余暇活動等で生活をサポートする『障がい児・障がい者施設』の3種類。事前に各分野に必要なことを学習し、環境整備やコミュニケーションなど、保育士としての役割を修練する2週間となります。

子どもとしっかり向き合い、
やりがいも感じられ、実習先に就職も内定

高校の選択科目で保育を勉強して、乳児院や児童養護施設などの存在を知り興味を持ちました。「京都ほせん」への入学は、現場経験の豊富な先生が多く、多彩な施設に実習に行けるから。生活施設実習では少人数制で一人ひとりの子どもとしっかりと向き合える乳児院を希望。実習先では非常に丁寧にご指導してくださり、散歩や遊びなど、今やっていることの意味を説明してくださったり、反省会で保育のあり方を話したり、とてもやりがいを感じました。就職も実習先に内定を頂きました。

実習先 / 乳児院
森 遥香さん 2回生 (京都府立亀岡高等学校出身)
実践プログラム3
2回生後期
保育所での実習で総仕上げ
保育所実習
〈実習施設〉●保育所

学んだ「知識」と「技術」のすべてを現場で発揮保育士の任務と使命を自覚する

通所施設、生活施設の実習経験(幼稚園教諭免許取得コースでは教育実習もあります)を修了した2回生後期に行われる保育所実習。各科目で学習してきた「知識」と「技術」のすべてを活かして、子どもたちの前に「保育士」として立つ…まさに総仕上げともいうべきものです。保育所の役割や機能を理解し、その任務と使命を現実的に自覚することで、将来の「なりたい自分」をイメージしていきます。

子どもたちの名前を覚え、いつも笑顔で
わからないことは先生に聞くように…

実習中は常に笑顔を忘れずに、子どもたち全員の名前を覚え、わからないことはすぐに先生に聞くように心がけました。声に抑揚をつけた絵本の読み聞かせなど、実践的な京都ほせんの授業がとても役に立ったと思います。1週目に乳児担当、2週目に幼児を担当させてもらったのですが、苦手意識のあった乳児の行動や言葉などから思いを汲み取り、援助できるようになれたことで成長を感じられました。就職も実習先に内定を頂き、将来は子どもたちに寄り添い、気持ちを代弁できるような保育士になりたいです。

実習先 / 保育所
森 美悠さん 2回生 (滋賀県立草津高等学校出身)

繰り返し学ぶサポートで定着する!

実習の振り返りを次に活かすことが成長のカギ!

授業で作成した自己紹介、パペットやエプロンシアターなどの教材があることで、子どもたちを惹きつけることができました。また、保育士の子どもへの関わり方や言葉がけの仕方を良く観察することで次の実習でも活かせることができるように。実習を重ねるうちに、緊張することも少なくなり、保育園実習では自ら積極的に動けるようになりました。

  1. 知る・理解する
    実習前サポート

    授業では指導案の書き方を見本を使いながら丁寧に教えて頂いたり添削して頂いて書けるように。実習施設についての事前学習も役立ちました。

  2. 実践する
    実習中サポート

    困った時には電話や訪問で悩みを打ち明け、エールを頂いたり、担当するクラスが変更になり指導案を書き直した時も親身に相談に乗って頂きました。

  3. ふりかえる
    実習後サポート

    現場で学んだことを次回の実習で活かせるように反省点や課題を、先生やみんなの前で掘り起こすことで新しい発見があります。

ズバリ!実習で学べるポイントはこちら!

  • 社会福祉活動としての「保育」を学べる!
  • 宿泊を通じて、子どもたちと向き合える!
  • 広い視野で「なりたい自分」をイメージできる!
3つの実習先で繰り返し学ぶプログラムが自分の将来をイメージしやすくなるぞ!

3度の実習を通じた学びの中で
「心ある保育士」へと着実に成長!

 学生たちは、通所・生活・保育所と3度の福祉現場での実習に臨みます。実習前には、全体や施設種別に分かれて実習指導を受けます。そして実習では、言語だけではないコミュニケーションの奥深さを実感したり、他者との関わり合いが自己覚知に繋がるなど多くの学びがあります。不安と緊張だった実習前の表情が実習後には充実感のある表情に変わり、実習報告会では堂々と同期や後輩の前で発表できています。このように継続性のある学びの中で、「心ある保育士」へと着実に成長することができるのです。

専任教員 生活施設実習担当 石塚 正志先生

実習先での学びが評価され就職につながることも!

実習日誌紹介

実習先での学びが評価され、
就職につながることも。

実習時の様子や出来事をまとめる実習日誌を、すべての実習で作成。子どもへの観察力や考察力が養えます。表現方法や文章の組み立て方まで、先生方がしっかりとアドバイス&サポート。実習施設からの評価や振り返りを行い、次回の目標を決めることでステップアップへとつなげます。