近年、時代に呼応して全国に保育園と幼稚園の両方の機能を兼ね備えた認定こども園が増えつつあります。
本学院は厚生労働大臣指定で、「京都唯一」卒業と同時に保育士資格が取れる専門学校(国家試験の受験は必要ありません)としてこれまで5,200人を超える卒業生を保育福祉・幼児教育現場へ送り出してきました。
そして2016年度からは、2年間で幼稚園教諭2種免許も取得可能となりました。意識高く働く人を育てる専門学校で「保育教諭」への道を拓くことができます。
短大卒学歴になる「短期大学士」の学位も
厚生労働大臣指定の本学院では保育士資格が卒業と同時に取得でき、専門士の称号が授与されますが、幼稚園教諭2種免許の取得には近畿大学九州短期大学通信教育部を併修します。そのため、規程の単位を修得すれば短期大学卒業と同じ「短期大学士」の学位も授与されます。

現場で求められる経験豊かな人材を育成するため、本学院では福祉・教育分野での実習を重視。
児童館などの通所施設での実習や、児童養護施設などの生活施設で泊まり込みの実習も経験します。多様な施設で対人援助の基礎を培い、「保育所実習」で総まとめをおこなうほか、幼稚園教諭免許取得のための「教育実習」で計画ある関わりについて意識を高めます。
子どもたちが集う場所が学院内にあります
同法人が運営する保育園や療育事業が本学院内にあります。子どもたちの生活を身近に感じながら、リアルに「学び」を深められる環境が整っています。

本学院では、学内でおこなっている授業をそのまま認定こども園の一室をお借りして運営する時間があります。
「ぶどう教室」と称したこの取り組みは、見学でも実習でもない京都ほせん独自のスタイルです。
普通に子どもたちが行き交うなかでの通常授業。学生としてどのような姿勢で受講すれば、子どもたちの「見本」になるのでしょうね。授業で通ううちにもしかしたら子どもとの会話が広がり、顔見知りになれるかもしれません。認定こども園でのボランティア活動などの道が拓けるかもしれません。授業内容を活かしたコラボが実現するかもしれません。
あなたの意識やクラスでの連携で「通常」を超えた授業になるかもしれないチャンス。敷かれたレールではなく、「そこに居て、何ができるのかを共に模索していく感覚」を体感してみましょう。
認定こども園とは?
認定こども園とは、小学校就学前の子どもに対して教育及び保育並びに保護者に対する子育て支援の総合的な提供をおこなう、いわば幼稚園と保育園の両方の機能を兼ね備えた施設です。認定こども園は現在、全国で4,000施設以上※創設されています。
※内閣府HP参照
この認定こども園で働くには「保育士資格」と「幼稚園教諭免許」の両方の免許・資格を有していることが原則となります。
本学院は今年で創立62年。この歴史を背景に、先輩たちが拓いてくれたゆるぎない信頼が他校の追随を許さない際立つ評価を得て、100%の就職率を達成しています。
社会が求めているのは、子どもに寄り添うことを仕事とするあなたです
保護者の就労による保育への期待は年々高まりを見せています。同時に虐待や育児放棄、暴力犯罪など、子どもを取り巻く環境は複雑化しています。現代社会において保育士を求める声は高く、子どもはもちろん、家庭や地域を支える人として、欠かせない存在となっています。
大学・短大を卒業された方や、社会人経験をされた方、子育てと両立されている方など、さまざまな立場の方が多数入学(毎年25%以上)。クラスメイト同士で授業の感想を伝え合うだけでも理解の幅が広がります。
多彩な経験が活かせる保育現場
近年、保護者の保育に対するニーズの多様化に伴い、保育士に求められる役割はより幅広くなっています。そして、今まで以上に、保護者をはじめとするさまざまな人とのコミュニケーションスキルが保育現場では必要になっています。臨機応変な対応が不可欠となっている保育現場だからこそ、既卒・社会人の方々の多彩な経験を活かすことができます。

本学院へは阪急京都本線・嵐山線「桂」駅西口(特急停車駅)よりバス(市バス・京都交通、全系統乗車可能)で約7分、JR京都線「桂川駅」よりバス(ヤサカバス6号系統ほか)で約10分と好アクセス。他府県から遠距離通学の先輩も多数います。
また、学院周辺にはおしゃれなカフェや観光スポットもあるので、放課後にちょっと散策するのにも最適な環境です♪
比叡山、大文字、京都タワーなど、バルコニーからは京都の街が一望できます。雨あがりの空一面にかかる虹、夏空に広がる入道雲、大文字が白く染まる冬の朝など・・・
移ろいゆく京の四季を存分に感じることができる、絶好のロケーションです。