2019年4月17日(水)「自己肯定感」
聖書:イザヤ書―49章3節
お話:本学院学院長 岡本匡弘先生
【学生の感想より】
・人間は経験する事で表現できるというお話から保育・福祉の仕事は、みせる・みられる仕事である事を心に留めて対象者にとっての見本でいなければならないと思う。その為に自分の好きな事・得意な事をするのではなく苦手な事にも挑戦し経験を通して色々な事を学んでいかなければならないと思った。
・相手を輝かせるために自分はどうすべきかしっかり考え、行動していかなければいけないと思った。
・私は相手を優先させてしまったり「私なんて・・・」と言ってしまう事が多いと感じた。その自己肯定感の低さは相手を喜ばせることでは無い為、自分が輝きつつ相手も輝かせる関わりをしていきたいと考えた。
・心に響いたのが努力をしない人には壁が出てこないという言葉で、どれだけ失敗しても頑張る事で壁ができるのだと理解できた。全てマイナスに考えるのでは無くまず行動をする事が大切だと思った。
本日は「自己肯定感」というテーマでお話頂きました。私自身、社会的養護の施設現場にて勤務していた事から「自己肯定感」について考えながら仕事をする事も多かったです。虐待を受けた子ども、親と離れて生活する事を余儀なくされた子ども…自己肯定感が低い子どもは「どうせ無理」という発言を口癖のように言ったり、反対に自分を強く見せようとしたり…。
本日のお話を聴きながら今までに関わってきた児童を思い出していました。
保育者として対人援助者としてどのように人と関わるか、どうすれば将来関わる子ども達が自己肯定感の高い人になれるか、まずは自分の自己肯定感を見直す、自分が輝く必要がある等、それぞれ色々な事を考える時間となりました。ありがとうございました。(専任教員:河北 彬充)