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【チャペルアワー】「置かれた場所で咲くということ」石塚 正志先生

2019年7月3日(水)「置かれた場所で咲くということ」
聖書:ヨハネによる福音書1章4~5節
お話:本学院 保育科専任講師 石塚 正志先生

【学生の感想より】
・自分の立場や状況を理解し、置かれた場所でどれだけ自分の力を発揮できるのか、それが大切なんだと思う。置かれた状況の中で全力で生きる素晴らしさを感じた。今日歌った讃美歌の内容にあったように、力強く自分の花を咲かせられるそんな人になりたいです。私も一つひとつの出会い、ふれあいを大切にしたいです。
・初対面の相手やまだ親しくない相手に対してなかなか自分を出せない、積極的になれず自分の殻にこもってしまうことはよくあることだと思う。また自身の課題や苦しみも勿論ある。その中で、ある意味、心の暗がりから一歩前に出て誰かのため、そして自分のために様々な気持ちを伝えたり、行動したりすることが自分や誰かの場所となり、花が咲く、自分の本来の気持ちが伝わるというものとなるのかと、今日はお話を聞いて考えることができました。
・人生の過程において無理なんてことはないのだと思いました。そして、たとえそれが失敗に終わって無理になってしまったとしても、それまでの努力をしてきた過程はその努力してきた人の何かしらの力に絶対に繋がってくるのだと考えさせられました。そういう〝生きる“ということは様々な場面や人から学べるのだと思いました。私たちはそんな〝生きる”ということに関してかなり近い仕事である保育士を目指しているので、そういうことについてこれからもよく考えていきたいと思いました。

 石塚先生にとっての大切な出会いとその方との関わり、またその方の生き方から先生が学ばれたことをお話くださいました。お話を聞いた1回生は入学して3か月…保育士を目指して今ここで学んでいる自分の心とも、改めて向き合う機会となったようでした。ありがとうございました。
今日のお話のテーマは、渡辺和子氏の著書「置かれた場所で咲きなさい」から付けられました。学生さんにも是非読んでいただきたいです。
(専任教員:池田奈緒実)