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【チャペルアワー】「イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された」中江 潤先生

2020年1月15日(水)「イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された」
聖書:ルカによる福音書2章41節~52節
お話:本法人(京都基督教福祉会)理事長/保育科専任講師 中江 潤先生

【学生の感想より】
・子どもにとって「道標」になれるような保育者像が理想的であり、そこを目指して私も歩んでいきたいという気持ちになれました。
・マリアとヨセフの愛が保育者としてのマインドや姿勢であるのだと思う。導きや学びの対象が先生という職業・役割であると思った。
・保育者・支援者として慈しみの心を持つここと本日のお話が重なりました。知識・技術よりも先にベースとなるところであり、自分が目指すものは何か、その為には何が必要か考え続けたいと思います。また、色々な人の様々な在り方を認めることも「愛」に繋がっていくと考えました。

 イエス キリストの少年時代に触れている箇所を分かりやすくご教授頂きました。後に「愛」について身をもって示す立場となるイエスは乳幼児期に「愛」をもって育てられたとありました。
 私は、「愛」=保育者または養育者が子どもに対して伝えなければならない事柄であると捉えています。保育者・養育者が乳幼児に伝える「愛」とは何かを考えた際に「愛着」にたどり着きます。
 愛着形成の基盤となる内的ワーキングモデルが無ければ人は倫理観・モラルの確立、善悪の判断が困難となる可能性が高まります。乳幼児期に愛着対象者から関わる重要性を本日のお話から改めて考えさせて頂きました。
この乳幼児期の「愛」「情緒的なモデル」の大切さを学生は学院の授業や保育・福祉現場で学び、これからの実習や就職、さらには養育者になった際に活かす事を期待しています。(専任教員:河北 彬充)