本学院はリトミック研究センターの「幼稚園・保育園のためのリトミック指導認定資格1級」を2年間で取得できる京都・滋賀・奈良では唯一の専門学校です。
リトミックとは、スイスで考案された音楽教育メソッドで、音楽で楽しく遊びながら子どもたちのもっている身体的・感覚的・知的な能力を伸ばしていきます。
1回生は「リトミックベーシック」2回生は「リトミックアドバンス」を受講します。
2回生の「リトミックアドバンス」を受講している学生が、同じ法人の桂ぶどうの木こども園に出向いて、子どもたちとリトミックを楽しむ『ぶどう教室』を5月26日、6月23日、6月30日の3回行いました。
5歳児のクラス、4歳児のクラス、4・5混合のクラスと毎回別のクラスを経験します。同じ内容でも年齢によって子どもの反応、あそびの様子の違いを感じながら、リトミックを子どもと楽しむ保育の方法を、山岡先生の子どもとの関わりから学びます。
また、実践した後は、子どもがあそびを楽しめるように関わるために、何に気を付けて関わったのか、その内容を配布された今日の指導案の中に記入する事が授業内容です。
子どもが楽しめるように関わった内容の記録は、指導案を作成する時の「保育者の援助と配慮」につながる記録です。実際に子どもとの関わりを記録していくことで、作成するポイントの理解にもつながっていきます。こうした経験を重ねることで、子どもとの関わりの理解が深まっていきます。
同法人の「桂ぶどうの木こども園」にて、リトミックの授業『ぶどう教室』が始まって10年近く経ちます。
園のホールに山岡先生がいくと「今日はリトミックやで!」「やったぁ!」と、子ども達の声を聞こえます。そしてリトミックが始まる最初の歌「リトミックでこんにちは~♪」を歌いながらトイレ行き、リトミックを始める準備をする子ども達の姿が見られます。
学生達も子ども達も音楽を楽しみ、共に「楽しい」を共有する経験を通して、人と関わる楽しさを感じている場にもなっています。
ぶどう教室のあとは子ども達とベット運びのお手伝いをしますよ。