2019年12月11日(水)「星を見て喜びにあふれた」
聖書:マタイによる福音書 2章1~12節
お話:西日本ルーテル教会伊丹福音ルーテル教会牧師/神戸ルーテル神学校校長 正木 牧人先生
【学生の感想より】
・色んな人たちがイエスの誕生を待っていた、そしてその誕生を喜んだ。こんなに昔にも差別や貧困などがあって人々は苦しい思いをしていた。イエス・キリストがどうして人のために人生を生きることができたのか少しわかった気がしたが、自分は同じことはできないと思うので自分に何ができるかを考えながら生きていきたい。
・博士たちはイエスに出会ったことで示された自分の進むべき道をしっかり歩んだ。これからの人生、私もしっかり進む道を選択していきたいと思いました。
・出会う人によって人生は変わる!私も今までの出会いで人生が変わったと思います。そしてこれからもそういう出会いがあると思います。大切にしていきたいと思う。
正木先生に改めてクリスマスを祝う意味や降誕の物語を教えていただきました。私たち教職員はよく知っているお話ではありますが、学生たちはおそらくイエスの降誕の物語を知らず、人によってはサンタクロースが来る日ぐらいの認識の学生も多いと思います。またこのことを知ることによって、今度からクリスマスがキリスト教文化の人々にとって聖なる、意味の深いお祝いの日であることを考えながら過ごすことができるのではないでしょうか。
ところで、人種、宗教や文化のダイバーシティが認められる国際社会では「メリークリスマス」とは言わず「ハッピーホリデイ」と挨拶をしています(※キリスト教徒の間なら問題ありませんが)が、キリスト教文化でない他の宗教文化の人にとってはお祝いの日という捉え方とは異なるという点からも一度、学生たちが考えてみるきっかけにもなればとお話を聞きながら思いました。
正木先生、ありがとうございました。(専任教員:花岡 貴史)