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「介護職員初任者研修」講座

本学院では在校生の希望者に「介護職員初任者研修」の資格取得のための講座を開講しています。
「介護職員初任者研修」とは介護職の入門資格で、介護の基礎的な知識・技術を学ぶ130時間の講習(自宅課題40.5時間+スクーリング89.5時間)を受け、試験に合格すると取得できる資格です。
高齢者福祉施設・障がい者福祉施設の介護職員・ホームヘルパーなど、資格を活かして活躍できる場はたくさんあります。
また、保育士資格を活かした就職先でも介護の知識や技術が役立つ福祉の現場もあり、本学院では希望者に受講できるよう講座を開講しています。(別途講座費用必要)

写真は2回生の希望者を対象に学院内で行われた講習の様子です。

この日は生活支援技術の学習として左片麻痺・座位の状態の方を想定して足浴を行いました。
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在学中に取得できる資格を積極的に取得して、現場でも資格を活かして活躍してくださいね!

【チャペルアワー】「Pay forward(恩送り)」望月 修治先生

2020年2月25日(火)卒業特別礼拝「Pay forward(恩送り)」
聖書:列王記上22章6~17節
お話:日本キリスト教団 同志社教会 牧師 望月修治先生

【学生の感想より】
・愛をもらったものを、次に出会いのある人、子どもにバトンを送り、恩送りということをして、その人に愛を知ってもらいたいと思った。
・聖書では恩をもらった人に返すのではなく、他の人に返すことだと言われ、それを「恩送り」といことを学んだ。対人援助者として「恩返し」をして貰うために行動するのではなく、「恩送り」がたくさん飛び交うような周囲の状況になれば良いなと思った.
・保育を学んだこの2年間、自分を成長させ、一緒に過ごしてきた仲間や目指す方向を導いてくれた先生方、支えてくれたたくさんの友人や家族、実習で出会った人々や子どもたちから受けた恩は、これからの保育士としての働きの中で出会う人々へ送ることで恩をつなげていきたいと思います。

 
今日は2回生にとって卒業を前に学内で持つ最後のチャペル・アワーとなりました。お話を聞きながら、一人ひとりがこの学院での学びの中にも神様が様々な人との出会いや経験を通して私たちに深い愛を注いで下さったことを思うことができたのではないかと思います。そしてまもなく保育士・幼稚園教諭としての働きを始めようとする自分自身と向き合い、その愛、恵みを出会う尊い命に繋いでいくことへの想いが強められたことと思います。その想いが守られていきますように、送りだす私たち教職員も祈って参りたいと思います。豊かなときを本当にありがとうございました。(専任教員:池田奈緒実)

2019年度卒業研究発表会

1月29日に卒業研究発表会が行われました。
2回生はそれぞれがゼミに所属して、先生のもとで保育分野や音楽分野、福祉分野の興味のあるテーマについて一人ひとりが卒業研究に取り組みます。

テーマは、例えば食育についてや児童養護施設の子どもの現状・運動あそび、自然保育、幼児楽器の可能性についてなど…本当に多様な内容になっていました。

研究の過程では、在校生や実習でお世話になった施設にご協力いただき、アンケートを取ったり、関係者の方に取材をさせていただくなどの取り組みをする学生もいました。

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研究発表の当日は1回生も参加し、2回生の発表を聞いて質問をする姿も多くみられました。
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この卒業研究発表を終えればいよいよ卒業も間近です。
残りわずかとなった学生生活を思う存分楽しんで充実した日々を送ってくださいね!!

八幡市立男山東中学校 職業スキル体験

少し前になりますが、八幡市立男山東中学校の2年生のみなさんが職業スキル体験に来校されました。
専門的な学びに触れる中で職業について関心を持ち将来の進路について考える機会となるよう行われています。

本学院では保育や福祉に興味をもつ生徒さん8名が保育の授業を体験。
午前中は保育の仕事についてのレクチャーとグループワークを、午後からは車イス体験やレクリエーションを行いました。
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参加された中学生のみなさんは専門学校へ来て模擬授業を受ける機会は初めてのため、校舎の雰囲気や授業など興味や関心を持っていただけたようです。

ぜひこの機会を将来の職業を考える良いきっかけにしていただければと思います。
男山東中学校のみなさんありがとうございました!

【チャペルアワー】「イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された」中江 潤先生

2020年1月15日(水)「イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された」
聖書:ルカによる福音書2章41節~52節
お話:本法人(京都基督教福祉会)理事長/保育科専任講師 中江 潤先生

【学生の感想より】
・子どもにとって「道標」になれるような保育者像が理想的であり、そこを目指して私も歩んでいきたいという気持ちになれました。
・マリアとヨセフの愛が保育者としてのマインドや姿勢であるのだと思う。導きや学びの対象が先生という職業・役割であると思った。
・保育者・支援者として慈しみの心を持つここと本日のお話が重なりました。知識・技術よりも先にベースとなるところであり、自分が目指すものは何か、その為には何が必要か考え続けたいと思います。また、色々な人の様々な在り方を認めることも「愛」に繋がっていくと考えました。

 イエス キリストの少年時代に触れている箇所を分かりやすくご教授頂きました。後に「愛」について身をもって示す立場となるイエスは乳幼児期に「愛」をもって育てられたとありました。
 私は、「愛」=保育者または養育者が子どもに対して伝えなければならない事柄であると捉えています。保育者・養育者が乳幼児に伝える「愛」とは何かを考えた際に「愛着」にたどり着きます。
 愛着形成の基盤となる内的ワーキングモデルが無ければ人は倫理観・モラルの確立、善悪の判断が困難となる可能性が高まります。乳幼児期に愛着対象者から関わる重要性を本日のお話から改めて考えさせて頂きました。
この乳幼児期の「愛」「情緒的なモデル」の大切さを学生は学院の授業や保育・福祉現場で学び、これからの実習や就職、さらには養育者になった際に活かす事を期待しています。(専任教員:河北 彬充)