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2回生 生活施設実習

5月13日(月)~25日(土)まで、2回生が生活施設実習に行っています。

保育士資格を取得するためには2年間で計3回の実習があり、2回生は毎年この時期に実際に「乳児院」、「児童養護施設」、「障がい児・障がい者施設」のそれぞれの施設に実際に宿泊しながら現場で学んでいきます。

実習前には沐浴や車いす介助など各分野で必要とされる知識や技術を学び実習に挑みました。
実習前授業の様子です。
一連の作業を終えた後はグループで振り返りを行います。

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車いす介助の様子

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実習に行く直前の10日(金)には壮行会が行われ、学院長から励ましの言葉と保育科の先生一人ひとりから激励の言葉が送られました。
現在実習期間中に入り、先生方は学生の実習先へ訪問をしている最中です。
25日(土)の実習最終日まであと一週間、みなさんの頑張りを応援しています!

【チャペルアワー】「育つままに」木原 桂二先生

2019年5月15日(水)「育つままに」
聖書:マタイによる福音書13章24~30節
お話:日本バプテスト連盟 北山バプテスト教会 牧師 木原 桂二先生

今日与えられた聖書のみ言葉は「毒麦のたとえ」の箇所です。良い麦を蒔いた畑に敵が毒麦を蒔いて行き、それらの芽が出たところで僕が「毒麦を抜き集めましょうか」と主人に申し出ると主人は「刈り入れるまで両方とも育つままに」と言います。その意味は…。お話から学生に届けられたメッセージは…。

【学生の感想より】
・子どもは自分が喜ぶために、希望がある未来のために生まれてくるという言葉はとても印象に残りました。だから大人や周りの人たちが子どもの価値を言ったりするのは違うんだと感じました。私たちには子どもたちがこの世の中で生きていけるようにサポートする重要な役割を持つのだと改めて感じました。お互いがお互いを尊重し合うことが大切なんだと思いました。
・人間には色々な人がいる。その時に自分と違う人間をどう見るか、人の見方について考えていこうと思った。それは保育の道では大切だと感じだ。希望を持つことは愛に繋がる。この言葉を胸に刻んでいきていと思う。子どもに関わるうえで喜びや人間性を見て、気付いてあげられる人になりたいと思う。
・世界には色々な子どもたちがおり、大人のせいで小さな命が消えてしまう、そんな悲しいことを一つでもなくせるように頑張れる人になりたいです。
・毒麦のたとえの中にある良い麦と毒麦は一人の人間の内面に存在するように思います。育つにつれて、自らが自身の内にある毒になる部分と良い部分を自身で気づき、それぞれに対してどう向き合うかが大切さと感じました。その向き合う時に、自分の心の中に希望がある事、そして他者に対しても善悪でなく希望を持って関わりたいと思います。

保育士として子どもにどんな風に向き合っていこうとするのか、その成長にどう寄り添っていくのか…、お話の中で「愛をもって守り抜く」と語って下さったその言葉に、学生一人一人が保育士としての働きを目指す自身の想い、覚悟と向き合う時が与えられたようでした。ありがとうございました。(専任教員:池田奈緒実)

【チャペルアワー】「光感じて」中江 潤先生

2019年5月8日(水)「光感じて」
聖書:エフェソの信徒への手紙1章18節
お話:本法人(京都基督教福祉会)理事長/保育科専任講師 中江 潤先生

【学生の感想より】
・元気で遊ぶ姿やいたずらする姿など、表面的な姿を見るだけではなく、もう一歩踏み込んでその子について知ることが大切であると学んだ。
・言葉や言動には両面性があってその両方に目を向けようとする、目を向けられる、考えられる人になりたいと思った。保育士は本当に大切な時期の子どもを預かることを改めて実感した。
・盲目の子どもさんのお話から、目からではしっかり分からない部分を〝耳で“〝触って”と目以外のもので知ろうとする、前へ進む「力」の大切さを今の私たちは忘れてしまっているのではと思い、改めることができました。ここでいう「光を感じる」ことは目からだけでなくいろんな方法で自分に取り込むことができるものであると感じました。目立つものだけに目を向けるのではなく、小さいものにも目を向ける大切さを知ることができました。

今日のお話から学生さんは、保育士として子どもさん一人ひとりに何を大切にして関わっていくことが必要なのか等、改めて考えさせられたようでした。人とまた自分自身と向き合う時に、行く道を示してくれるかすかな光に気づくことができる心の目を持ち、丁寧に関わりを重ねる力が一人日ひとりに築かれていきますように、祈って参りたいと思います。ありがとうございました。(専任教員:池田奈緒実)

新入生研修会を行いました。

4月25日(木)に新入生研修会を実施しました。入学から早くも1ヶ月が経とうとしており、1回生も学校生活にそろそろ慣れてきたころです。

研修会ではキリスト教精神によって建つ京都ほせんで学ぶ意義を理解し、人との関わりの大切さや社会福祉の道へ進む心構えを学びました。

最初に開会礼拝と学院長の講演が行われました。

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その後は、それぞれグループに分かれて体験実習。
「チームアイテムをつくろう」と題して布バックをグループごとに染めていきます。
輪ゴムで布バッグを縛り、お湯を入れた鍋に縛ったバッグと着色剤をいれていきます。

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布に色が浸透したら水で余分な着色を落としていきます。
作業を通してチームワークの大切さを学んでいくことも研修の目的です。

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輪ゴムを外すとそれぞれ違った模様ができ、どのバッグもステキに仕上がっていました!

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午後からは「福祉現場の声」として、同法人の福祉施設や保育施設の現場で活躍されている講師の先生方をお招きし、座談会形式で現場で働く想いや取り組みをお聞きしました。
学生たちにとっては現場の生の声が聴けるとても勉強になる良い機会となったのではないでしょうか。今後の自身の学びにぜひ役立ててほしいと思います。

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こちらは「車椅子体験」の様子です。
実際に車椅子を操作してみたり、乗ってみることで相手の立場に立って考えることの大切さを学んだり、基本的な介助の方法を学ぶことができました。

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1回生のみんなにとってとても有意義な1日になりました。
明日は1.2回生全員での交流会です。
その様子は次回ブログで紹介したいと思います!

【チャペルアワー】「学院の歴史」池田 奈緒実先生

2019年4月24日(水)「学院の歴史」
聖書:詩編121編1~8節/箴言3章6節
お話(説明):専任講師 池田 奈緒実先生

【学生の感想】
・「立派な人ではなく人と共に歩む気持ちを大切にして欲しい」という言葉が心に残りました。自分がどれだけ技術があったりして立派な人になってもあまり意味がないと思うしそれは自分のためだけだと思いました。相手のことを考えて寄り添ったり一緒に成長していくことがとても大切だと思いました。
・この学校には代々の学院長先生の想いからここまで続いてきたことがわかった。この歴史を卒業生に続き私たちも受け継いでいきたいです。
・その時代と次の時代を見て様々に学院を変化させてきたその思いを私たち自身が感じ、取り入れることが大切だと思いました。

学院が1955年に設立された経緯や当時の場所や建物、学生さんの様子、歴代学院長先生のお姿や想いなどもスライドで見てもらいました。まったく学生の感想にある通りで、私たち(学生や教職員、関係者)はこの歴史の重みを知り、先達の想いを知り、この学院を後世まで残る学校にすることが責務であると改めて感じることができました。(専任教員:花岡 貴史)